「プログラミングを学びたいけれど、どのスクールを選べばいいのかわからない……」「自分でホームページを作れるようになりたいけれど、独学だと難しそう……」そんな悩みを抱えていませんか?
プログラミングスキルは、ホームページ制作やシステム開発だけでなく、副業やキャリアアップにも役立つ、これからの時代に欠かせないスキルです。しかし、スクール選びを間違えると、時間もお金も無駄にしてしまう可能性があります。
この記事では、2024年におすすめのプログラミングスクールを厳選して7つご紹介!さらに、失敗しないスクールの選び方や注意すべきポイント、受講料の負担を軽減できる給付金制度についても詳しく解説します。
「自分に合ったスクールを見つけたい」「プロに相談して進めたい」と考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
【プログラミングスクール】おすすめのスクール一覧
いくつもあってどこにしていいのか迷っちゃうよ。
数ある中から、おすすめのスクールをご紹介しますね!
●Freeks
●Enjoy Tech!(エンジョイテック)
●無料PHPスクール
●RUNTEQ
●CODE×CODE
●クリプテックアカデミア
未経験でも気軽に!サブスク型プログラミングスクール【Freeks】
「Freeks」は、サブスク型のプログラミングスクールです。プログラミングを学びたいと思っても、どのスクールも30万円〜80万円と高額のため学ぶことに躊躇していた方や、月額数千円で学べたとしても、わからないことがあった時に質問できる環境がなく、挫折してしまった経験がある方などの悩みを解決すべくできたプログラミングスクールです。
サービスのポイント
- 入学金0円!月額10,780円(税込)でHTML、PHP、Javaなどのカリキュラムが学び放題に加え、現役エンジニアの講師へチャット質問し放題で学べる
- いつでも入退会可能、解約金0円なので手軽に始められる
- 就職・転職やキャリアについての相談、サポートが無料で受けることが可能!
- 現場経験豊富な現役エンジニアが対応!
- 自習スペースがあり、来校しての学習もOK!
- 技術力を身に着けたあとは、システム開発を行っている
- クライアント様への転職をサポートする制度あり。
こんな方におすすめ
- 費用を抑えてプログラミングを学びたい方
- 固定スケジュールではなく、自分のペースで学習を希望する方
- 未経験歓迎のエンジニア求人を紹介してほしい方
「Freeks」はサブスク型でいつでも受講(退会)できるため、未経験でこれから始めてみたいけどコストを気にしている方におススメです。また、就職・転職サポートもあるため、趣味だけでなく転職を視野に入れている方にもおすすめです。
プログラミングスクール【Enjoy Tech!(エンジョイテック)】
「Enjoy Tech!(エンジョイテック)」は、キャリア支援・転職支援をおこなう株式会社PAMが経営母体のプログラミングスクールです。そのため、講座修了後にはさまざまな転職支援を受けられるので、未経験でも将来の目標が立てやすくモチベーションを保って学べる環境です。
サービスのポイント
- 1週間1回×最短3ヶ月のオンラインレッスン(振替レッスンOK)
- 無償延長保証制度により納得するまで学べる
- 実績づくりまで支援!面談確約&案件保証制度あり
- 最短3ヶ月で案件を獲得できるレベルに到達
- キャリア支援・転職支援をおこなう株式会社PAM直営のプログラミングスクール
こんな方におすすめ
- 最新のフレームワークまで学べる充実したカリキュラムを受けたい方
- 短期間+オンラインで学習したい方
- 転職・副業に向けた幅広いサポートが欲しい方
「Enjoy Tech!(エンジョイテック)」では、案件紹介保証込みのレッスンのため未経験から転職したい・副業としてやっていきたい方にはおすすめです。また、無料のカウンセリングもあるので、レッスン内容や学習環境についてなど確認してから選ぶことができるのも嬉しいところです。
転職のためのプログラミングスクール【無料PHPスクール】
「無料PHPスクール」は、23日間という短期間で未経験から実務経験3か月レベルと同等のスキルが習得できるプログラミングスクールです。そのため、とにかく短期間で一気に集中して学習したいという方にはおすすめの環境です。
サービスのポイント
- 最低内定2社の取得保証があり、面接サポートもある
- 「写経勉強法」で反復練習をすることでコードに慣れ、体得できる
- アウトプット重視の学習スタイル
- より深い理解に繋げるために、面接用の自作WEBアプリの制作も行う
- 現役PHPエンジニアの講師による丁寧な指導
- 受講料が実質無料(デポジット制)
こんな方におすすめ
- 未経験から短期間でエンジニア転職を目指す方
- デポジット制により、実質無料でプログラミング教育を受けたい方
- 都内の企業で就職を希望している方(紹介している企業のほとんどが都内企業)
- オンライン参加が可能なプログラミングスクールを探している方
「無料PHPスクール」は毎期18名と少人数クラスで運営しているため、理解できるまで、何度でも講師に質問できます。また、無料説明会(対面・オンライン)もあるので、まずは一度説明会で詳しく聞いて不明点を解消してから選ぶことをおすすめします。
超実践型エンジニア育成スクール【RUNTEQ】
「RUNTEQ」は 日本最大級My BESTメディアでも3年連続1位を獲得しており、また厚生労働省が認める給付金適用スクールです。またカリキュラムもしっかりと整っているので、安心感のあるスクールでじっくり学習したい方にはおすすめです。
サービスのポイント
- 1,000時間(約9か月)にわたり、現場で必要とされるスキルを徹底的に学習できる
- 専門実践教育訓練給付制度の対象講座であり、条件を満たすことで受講料の最大80%(最大44万円)が給付される
- 24時間365日いつでも質問し放題の安心サポート
- コミュニティの活用でモチベーションを保ちやすい
- ゲーム形式の課題や学習習慣化の仕組み、経験豊富な講師陣のサポートにより、継続的な学習を支援
- キャリアアドバイザーが内定獲得までしっかりサポートし、Web系企業就職率94%、受講生満足度92%と高い実績を誇る
こんな方におすすめ
- プログラミング未経験でも、実践的なカリキュラムでエンジニアとしてのスキルを身につけたい方
- 給付金制度を活用し、コストを抑えながら高品質な教育を受けたい方
- 最新の技術や実践的なスキルを学び、キャリアの幅を広げたい方
- 転職はせずに、現職でスキルアップしたい方
「RUNTEQ」は未経験の方から現職でさらにキャリアアップしたい方にも、幅広く対応しているスクールです。高品質ゆえに入学日は月2回のみとなっているので、気になる方はまずは無料説明会で詳しく聞いてみることをおすすめします。
次世代のITエンジニアを育成するITスクール【CODE×CODE】
「CODE×CODE」は完全オンライン対応のプログラミングスクールです。また、実務に即したカリキュラムが特徴で実用的なプログラミング言語まで幅広く学べるため、学びたい言語が決まっている方や今の仕事と両立して学びたい方にはおすすめです。
サービスのポイント
- 仕事や家事・育児と両立しやすい完全オンライン対応の授業
- 実践重視のカリキュラムで学んだスキルを即戦力として活用できる
- 専属のメンターが学習進捗をサポートしてくれる
- 転職サポートも整っている
こんな方におすすめ
- 忙しい社会人や主婦の方
- フリーランスを目指す方
- 即実践できるスキルや資格を身につけたい方
「CODE×CODE」は、LPICの取得を目指すコースとPythonとCCNAの取得目指すコースがあり、実践的なスキルや資格を身につけられるスクールです。まずは、WEBオリエンテーションを行っているので、そこで詳しく内容を確認することをおすすめします。
学生専用プログラミングスクール!【クリプテックアカデミア】
「クリプテックアカデミア」は、某有名オンラインスクールの元講師が代表を務めている、大学生限定のプログラミングスクールです。また、専属の現役エンジニア講師によるマンツーマンサポートや、個々の目的に合わせたフルオーダーメードのカリキュラムがあるため、大学生で実践的なスキルを習得したい方におすすめです。
サービスのポイント
- 初回から卒業までマンツーマンでインストラクターが付き、いつでも相談可能
- フルオーダーメイドのカリキュラムで学習できる(コースの中には有名企業でサービス開発に携わっていた講師が教えるものも有り)
- 就職活動のためのポートフォリオ作成もサポートもある
- オリジナルサービス開発支援がある(企画段階からサポートしてもらえる)
- 学生特化のため、相場よりかなり安い授業料で高品質な学習ができる
こんな方におすすめ
- 就職活動で強みを作りたい大学生の方
- 将来に不安を感じている大学生の方
- 興味はあるが何から始めてよいかわからない大学生の方
「クリプテックアカデミア」は大学生のプログラミング教育に特化していて、少人数でアットホームな雰囲気で学ぶことができます。また、無料体験も行っているので、まずは体験をしてみて自分に合っているか確認することをおすすめします。
【プログラミングスクール】失敗しないおすすめの選び方6選
インターネットなどでプログラミングスクールを検索すると、「たくさん出てきてどう選んでよいか迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。
プログラミングスクールは、初心者から経験者までスキルを伸ばす場として注目されていますが、自分に合わないスクールを選んでしまうと、時間や費用が無駄になることもあります。
ここでは、プログラミングスクールを選ぶときの、おすすめの選び方をご紹介します。
●自分の目的に合わせて選ぶ
●習得したいプログラミング言語で選ぶ
●受講形態や学習期間で選ぶ
●就職・転職サポートの手厚さで選ぶ
●学習カリキュラムにポートフォリオ制作があるかで選ぶ
●費用で選ぶ
自分の目的に合わせて選ぶ
スクール選びで最も重要なのは「自分が何を達成したいのか」を明確にすることです。というのも、プログラミングスクールによってサービスの提供内容や強みが異なるからです。
目的が異なれば必要なスキルやサポートも異なるため、スクールが自分の目標に適しているかを確認することが必要になります。
例えば、
- 転職が目的の場合
就職支援が充実しているスクールがおすすめ。
例:「侍エンジニア(転職保証コース)」ではアドバイザーによる面接対策などの支援あり
「TechAcademy」ではLINEヤフーが監修する転職保証コースあり - 副業や趣味が目的の場合
短期集中型やオンライン完結型がおすすめ。
例:「DMM WEBCAMP」では副業・スキルアップを目的としたコースも人気
「Udemy」のように必要なスキルだけピンポイントで学べる環境
などのように、目的に合わせて探してみると自分に合うスクールが見つかりやすくなります。
くれぐれも、「なんとなく」「料金が安いから」という理由だけで選ぶのはやめましょう。あまり確認しないで申し込むと後々トラブルの元になるため、目的に合うかチェックすることが重要です。
習得したいプログラミング言語で選ぶ
プログラミングスクールでは、どこでも全ての言語を学べるわけではありません。また、目指す業界や職種によって求められるプログラミング言語が異なります。
まずは、あなたの進もうとしている職業・業界でどの言語が求められているかを把握しましょう。そのうえで、あなた自身が学びたい業界の言語が学べるプログラミングスクールを選ぶことがおすすめです。
職業・業界別におすすめのプログラミング言語は、以下の通りです。
業種 | おすすめのプログラミング言語 | 就職・転職先の候補 |
Web開発 | HTML、CSS、JavaScript、PHP、Rubyなど | ・Webサイト制作会社 ・Webシステム開発会社など |
組み込み・ ソフトウェア開発 | Java、C/C++、C#、COBOLなど | ・家電メーカーや自動車メーカー ・通信関連の会社など |
スマホアプリ開発 | Java、Swift、Kotlinなど | ・アプリ開発会社など |
人工知能・AI | Python、Rなど | ・研究機関 ・AI開発会社 ・システム開発会社など |
ゲーム開発 | Unity、C#、C++など | ・ゲーム開発会社など |
扱える言語が多ければ多いほど、できることが増えるので即戦力として希望通りの職業に就ける可能性は上がります。ですが、「こんなにいくつも学ぶの?!」と感じた方もいると思います。そのため、言語の中でも需要の高いものから優先順位をつけて学習するようにしましょう。
例えば、フロントエンジニアを目指すなら「JavaScript」、バックエンドエンジニアを目指すなら「Ruby」「PHP」、AI・機械学習の分野を目指すなら「Python」がおすすめです。
受講形態や学習期間で選ぶ
学習のスタイルや利用可能な時間は人それぞれです。また、学びやすい・理解しやすい形態も人によって様々です。そのため、自分のライフスタイルに合った受講形態を選ぶことで学習の効率が大きく変わります。
とくにプログラミングスクールは、学校やコース内容によってそれぞれ受講形態や学習期間が異なるため、自身のスケジュールや目的に合わせて無理のないものを選ぶようにしましょう。
例えば、
- オンライン型
全国どこからでも受講可能で、自由な時間で学べる。働きながらスキマ時間で学習したい方におすすめ。
例:「DMM WEBCAMP」は完全オンラインでも受講可能
「UZUZ COLLEGE」は完全eラーニングで学習、オンラインチャットで質問対応 - 通学型
一人で勉強を続けるのが苦手な方・モチベーションを保ちながら進めたい方におすすめ。
例:「TECH I.S.」は受講生/卒業生コミュニティでモチベーションを維持できる
「侍エンジニア」は現役エンジニアと交流できるコミュニティがある - 短期集中型
短期間で目的のスキルを習得したい方向け。
例:「COACHTECH」は期間ごとに基礎学習と実践を分けて進めるスタイル
「TECH CAMP」は短期集中プランで最短10週間でカリキュラム完了
など、受講形態や期間に注目していくと、あなたに合ったスクールやコースを選びやすくなります。
就職・転職サポートの手厚さで選ぶ
プログラミングを学んだ後のキャリアが重要です。特に未経験から転職を目指す場合は、求人の紹介や面接対策、職務経歴書の添削といったサポートが欠かせません。
プログラミングスクールの中には、転職支援に力を入れているところや転職特化型のところもあるため、学習後の進みたい進路へのサポートの手厚さで選ぶことも一つの方法です。
例えば、
- 就職保証:転職が成功しなければ受講料を返金する制度があるので、本気で就職したい人におすすめ。
例:「TECH CAMP」の「就職成功保証制度」は未経験者に人気 - 転職支援の充実:書類添削・面接対策・求人紹介などの支援制度が多く、安心感がある。
例:「DMM WEB CAMP」は6ヶ月離職率は脅威の2.3%と優良企業の紹介が得意
など、支援内容や転職保証などの制度を確認していくと、あなたに合ったスクールが見つかりやすくなります。
学習カリキュラムにポートフォリオ制作があるかで選ぶ
ポートフォリオは、自分のスキルを証明するために必要不可欠です。就職・転職の際にも履歴書や職務経歴書だけでは伝えきれない技術力や実績をアピールできる手段として有効のため、ポートフォリオを作っておくことをおすすめします。
しかし、ポートフォリオをどう作って良いのかわからないという方も多いと思います。
プログラミングスクールの中にはカリキュラムにポートフォリオ制作が含まれているところもあり、実践的なスキルが身につくだけでなく転職活動でも有利に働きます。
例えば、
- Webアプリケーション開発:自分で作ったアプリをポートフォリオとして提出できる。
例:「侍エンジニア」では、コースによってオリジナルアプリの制作が可能 - 実務と同じ工程で開発:企画・設計から運用までの工程を経験し、ポートフォリオにできる。
例:「RUNTEQ」では、スタートアップの実務現場と同じような工程でポートフォリオを開発できる
など、ポートフォリオを作成できるスクールやコースもあるため、始める前にチェックしておきましょう。
費用で選ぶ
プログラミングスクールは高額になることが多いため、予算内で最大限の価値を得られるスクールを選ぶことが重要です。ただし、ただ安いという理由で選ぶことはおすすめしません。あくまで、目的に合いそうなスクールの候補の中で予算に合うところを探しましょう。
例えば、
- 給付金対応スクール:受講料の最大80%(年間上限64万円)が支給される場合も。
例:「DMM WEBCAMP」のエンジニア転職・専門技術コースでは、専門実践教育訓練給付金の対象
「侍エンジニア」では、リスキリングを通じて最大70%(上限56万円)支給の対象コースがある - 分割払い・奨学金制度:費用負担を軽減できる。
例:「LINEヤフーテックアカデミー」では、分割払いも対応
など、様々なコースがあります。
また、上記のように国や自治体の給付金を活用できるスクールもあるため、選択肢に入れるのもおすすめです。給付制度については、後ほど詳しくご紹介します。
【プログラミングスクール】おすすめしないスクールの特徴
ん~、それでもやっぱり迷っちゃうな…
逆に選ぶときに気を付けたほうが良いことってあるのかな??
もちろん、100%のお話ではないですが、選ぶ際にはぜひチェックしてみてください!
●質問できるメンターや講師がいない・時間や回数の制限がある
●授業料の記載がない・高額すぎる
●SES(客先常駐)系会社の求人ばかり紹介される
●無料体験や相談会を実施していない
質問できるメンターや講師がいない・時間や回数の制限がある
プログラミング学習において、自分で問題を解決する力は重要ですが、初学者がつまずく場面では適切なサポートが必要です。
メンターや講師がいない場合、自分のペースでできる反面、エラーの原因がわからず学習が進まないなど、結果的に挫折につながる可能性が高まります。また、質問の時間や回数に制限がある場合、困ったときに必要なサポートが受けられず、学びが不完全になりやすいです。
入会してからそうならないために、以下の点を確認しましょう。
- 事前に「どのようなサポート体制があるか」を確認し、質問対応がチャットのみなのか、1対1での指導が可能かどうか確認する
- 質問回数や対応可能な時間帯に制限がある場合、その具体的なルールを問い合わせる
授業料の記載がない・高額すぎる
授業料が明示されていないスクールは、コスト面での不安が大きいです。料金が不透明な場合、契約後に追加費用が発生するリスクも考えられます。
また、相場よりも大幅に高い授業料を設定している場合、実際の内容が価格に見合っていないケースがあるため注意が必要です。受講する負担が大きすぎてしまい満足のいく転職活動につながらない可能性もあります。
「授業料が高い=充実したカリキュラムがある」わけではないので、必ず目的に合ったカリキュラムやサポートがあるところを選びましょう。
迷った場合、入会を決める前に以下の点を確認しましょう。
- WEBサイトや資料に授業料が記載されているか確認する
- 平均的なプログラミングスクールの授業料(20~50万円程度)と比較し、極端に高い場合は内容を慎重に調査する
- 授業料の内訳や追加費用について事前に問い合わせる
SES(客先常駐)系会社の求人ばかり紹介される
転職保証を謳ったり転職率が高いスクールであっても、そのまま鵜呑みにせず注意しましょう。一部のスクールでは、卒業後にSES(システムエンジニアリングサービス)会社への就職を強く勧められるケースがあります。
SESは現場経験を積めるメリットがある一方、常駐先での労働環境が悪い場合や、収入に不安が残ったりスキルが限定されたりする可能性があるため注意が必要です。その場合、転職を成功させても再度転職活動をする羽目になることも。
そうならないために、以下の点を確認しましょう。
- スクールの卒業生の進路や就職先企業を調べる
- 就職支援内容について詳細を確認し、自分の希望する働き方や業種が含まれているか確認する
- 「SES」「常駐」といった用語が説明に含まれている場合、慎重に調査する
無料体験や相談会を実施していない
プログラミングスクールの口コミや評判をチェックする際にも注意が必要です。各スクールのホームページでもスクール卒業生の経験談がありますが、転職成功者により良い内容のものが多いです。
よりリアルな口コミや評判を調べることも大事ですが、ネットの情報で判断つかないことも。その場合は、体験や相談会に行くことをおすすめします。しかし、無料体験や相談会がないスクールは、自分に合った学び方かどうか事前に確認する機会を得られません。
プログラミング学習には個人の適性やスクールとの相性が大きく影響します。そのため、カリキュラムや講師との相性を事前に試せない場合、後悔する可能性が高いです。
そうならないために、以下の点を注意しましょう。
- 無料体験や説明会が実施されているか確認する
- 可能であれば実際の授業を体験し、講師の教え方やカリキュラムの質を評価する
- ネットの口コミや評判を参考に、無料体験の有無がどのように評価されているか調べる
【プログラミングスクール】受講料が戻ってくる給付金とは?
プログラミングスクールに通うためには、必ず受講料などの費用が発生します。決して安い金額ではないので、プログラミングスクールに通うか迷っている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを抱えている方に朗報です!
「教育訓練給付制度」や「リスキリングを通じたキャリアアップ支援制度」を活用すれば、プログラミングスクールの受講料などが一部戻ってくる可能性があります。
この制度は全てのスクールや講座に当てはまるわけではないので、「使えると思っていたのに…」と後で後悔することがないように、活用の条件など詳しく説明していきます。
●「教育訓練給付制度」(厚生労働省)
●「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(経済産業省)
教育訓練給付制度 | キャリアアップ支援事業 | |
対象者 | 在職中の方 離職して1年以内の方 | 転職を検討されている方 現在働いている方(契約・派遣・パート・アルバイト含む) |
支給金額 | 支払った受講料の20~80% | 支払った受講料の最大70% |
支給条件 | 給付金の種類ごとで異なる | 支援開始時に在職者である 転職を目指している |
おすすめの方 | 新しいスキルを身につけたい方 キャリアアップしたい方 | 効率的にスキルを習得したい方 異業種へ転職したい方 |
教育訓練給付金とは
「教育訓練給付制度」とは、雇用の安定や就職の促進を図るため、国が働く人々の主体的なスキルアップやキャリア形成を目的に提供している制度です。厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給され、受講費用の20%(最大10万円)~80%(最大64万円)が給付されます。
厚生労働省HPより
給付金の対象となる教育訓練は、そのレベル等に応じて、「専門実践教育訓練」「特定一般教育訓練」「一般教育訓練」の3種類があります。
- 専門実践教育訓練…80%(最大64万円)が給付
- 特定一般教育訓練…40%(最大25万円)が給付
- 一般教育訓練 …20%(最大25万円)が給付
対象者
教育訓練給付制度の対象者は以下の通りです。
- 雇用保険に加入する在職者
- 離職して1年以内の人
なお、雇用保険の主な加入要件は「1週間の所定労働時間が20時間以上であること」および「31日以上の雇用見込みがあること」の2つです。そのため正社員でなくとも、パート・アルバイト・派遣社員も対象に含まれることがあります。
教育訓練給付制度は、現在の雇用形態を問わずスキルを身につけたい人向けの給付制度といえるでしょう。
活用するための条件
教育訓練給付制度の支給条件は、先ほど紹介した制度の種類(専門実践教育訓練、特定一般教育訓練、一般教育訓練)によって異なります。主な条件は以下の通りです。
- 雇用保険への加入状況および加入期間
- 離職してからの期間
- これまでの教育訓練給付受給状況 など
支給条件はやや複雑ですが、ハローワークで支給要件照会の手続きを行えば、給付が受けられるかどうかを調べてくれます。
また、給付手続きもハローワークで対応してくれるので、困ったらまずはハローワークに相談してみるとよいでしょう。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業とは
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」とは経済産業省が実施する制度で、リスキリングと労働移動の円滑化を一体的に進めることを目的とした制度です。個人(スクールの受講生)は、本事業に参画する企業から、無料で下記のサービスを受けられます。
- キャリア相談
- 転職相談・転職支援
キャリア相談、リスキリング(講座受講)、転職支援は、本事業に採択された補助事業者のもとで受けることができます。補助事業者に補助金が支給されることで、受講者の費用負担が最大70%(56万円)軽減される仕組みとなっています。
対象者
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象者は以下の通りです。
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- パート・アルバイト
企業と雇用契約をしている方が対象になる一方で、経営者や個人事業主などのフリーランス、家内労働者などは対象とならないため注意が必要です。
活用するための条件
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の支給条件は以下の通りです。
- キャリア相談対応の支援開始時に在職者(企業等と雇用契約を締結している)であること
- 雇用主の変更を伴う転職を目指していること
また、こども家庭庁では、「こども未来戦略(加速化プラン)」というものもあり、ひとり親家庭に向けた給付制度も整備しています。その中の「自立支援教育訓練給付金」という制度は、条件を満たすシングルマザーやシングルファーザーに、受講費用の最大85%を給付します。
さらに「高等職業訓練促進給付金」は、条件を満たすひとり親に対して受講期間(最大48ヶ月)にわたり月額10万円(市町村民税課税世帯は月額7万500円)が、最後の12ヶ月は月額14万円(市町村民税課税世帯は月額11万500円)が給付されます。
上記の給付金を活用すれば、スクール受講にかかる金銭的な負担を軽減することが可能です。まずは、自身が対象者であるか自治体などへ問い合わせを行い、制度を上手に活用しましょう。
【プログラミングスクール】向いている人・向いていない人の特徴
向いている人・向いていない人ってあるのかな??
もちろん、スクールが向いている人・いない人の傾向もあるでしょう。
いくつかご紹介するので、ぜひ参考程度にご覧ください。
プログラミングスクールが向いている人の特徴
●効率的に学習したい人
●転職や副業を視野に入れている人
●モチベーション維持やサポートがほしい人
効率的に学習したい人
効率的に学習したい人にはプログラミングスクールをおすすめします。というのも、プログラミングを一から独学で学ぼうとすると学習の進め方が分からなくなったり、間違った方向に進んでしまう可能性があるからです。
プログラミングは膨大な知識が必要になるため、効率的な学び方が重要です。また、スクールの段階的なカリキュラムで学習していくことで、基礎を押さえた上で応用力を養っていくことができます。
効率を重視したい方には、短期間で集中して学べるスクールがおすすめです。たとえば、3か月~半年の学習期間を設けているコースや、現役エンジニアが講師を務めるスクールが向いています。オンライン完結型でも対面型でも、カリキュラムが体系的で、未経験者向けのコースを持つスクールを選ぶと良いでしょう。
転職や副業を視野に入れている人
プログラミングは需要の高いスキルであり、転職や副業の選択肢を広げる大きな武器になります。ただし、実践的なスキルやポートフォリオが求められる場面が多いため、自己学習だけでは十分な準備ができない可能性も。
転職サポートや案件獲得に力を入れているプログラミングスクールもあるので、サービスを上手に活用することでスキル習得後の転職活動や副業活動にも繋がっていきます。
転職や副業を視野に入れている方には、転職支援が充実しているところや、実務に近いプロジェクトを体験できるカリキュラムを持つところがおすすめです。例えば、キャリアアドバイザーがついているスクールや、企業との提携で就職成功率を公表しているスクールを選ぶと、より安心です。
また、副業を目指す場合は、案件の取り方やフリーランスとしての働き方をサポートするスクールもおすすめです。
モチベーション維持やサポートがほしい人
プログラミング学習は一度挫折してしまうと再開が難しいと言われています。エラーやわからない箇所でつまずくと、やる気を失ってしまうことも。
PR TIMESより
プログラミングスクールなら、講師やメンターのサポートで問題を早く解決できるだけでなく、仲間と学ぶことで孤独感を減らすことができます。
モチベーション維持やサポートがほしい方には、サポート体制が手厚いスクールが最適です。
例えば、24時間チャットで質問できるサービスや、1対1の個別指導が受けられるスクールはモチベーション維持に役立ちます。また、他の受講生との交流ができるオンラインコミュニティや、勉強会が定期的に開催されるスクールもおすすめです。
プログラミングスクールが向いていない人の特徴
●学習コストを抑えたい人
●学習時間を確保できない人
●目的が曖昧な人
学習コストを抑えたい人
プログラミングスクールは、短期間で効率的に学ぶために高額な料金がかかる場合が多いです。数十万円の費用が必要な場合もあり、これを負担に感じる方には向いていません。
そういった方は、スクールに通ったとしても費用対効果が感じられない可能性があります。特に、自分のペースでゆっくり学びたい場合や、短期的に成果を求めていない場合は、独学や無料のオンライン教材での学習でも十分かもしれません。
費用を回収する前に学習を挫折してしまうと、スクールへの投資が無駄になるリスクもあります。
学習時間を確保できない人
プログラミング学習にはまとまった時間が必要です。スクールによっては、週10~20時間以上の学習を求められる場合もあります。また、実務レベルのプログラミング知識・スキルを習得するには1,000時間以上は必要と言われています。
仕事や家庭の事情で十分な時間を確保できない場合、スケジュールに追われて負担を感じてしまうでしょう。そうなった場合、授業や課題についていけず、学習が中断してしまう可能性があります。
特に、スクールでは期限付きの課題やプロジェクトが多く、進捗が遅れると挫折する原因になります。時間の確保が難しい場合は、スケジュールに柔軟性がある独学や、負担の少ないカリキュラムを検討するほうが現実的です。
目的が曖昧な人
プログラミングスクールは、目標に応じて最適なカリキュラムを提供する場です。しかし、目的が明確でないまま通い始めると、自分が本当に必要なスキルが分からず、時間やお金を無駄にしてしまう可能性があります。
「どの分野のスキルを身につけたいのか」「そのスキルをどう活用したいのか」が定まらないと、カリキュラムの選択に迷うことになります。結果的に、スクールを修了しても実務に役立てることができず、学習意欲が低下するリスクがあります。
目的が曖昧な場合は、まず独学でプログラミングを体験し、興味や方向性を見定めるのが良いでしょう。
プログラミングスクールは効率的な学習方法を提供しますが、必ずしも全ての人に適しているわけではありません。上記の特徴に当てはまる場合は、自分に合った学習スタイルを検討することで、時間やコストを有効に活用できるでしょう。
【プログラミングスクール】まとめ
プログラミングスクールは、未経験から効率よくスキルを習得し、キャリアの選択肢を広げるための有効な手段です。本記事でご紹介したおすすめプログラミングスクール一覧では、各スクールの特徴や魅力を詳しく解説しています。
興味のあるスクールが見つかったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう!無料体験やカウンセリングを活用して、自分に合ったスクールを見極めることが大切です。下記リンクからお得なキャンペーン情報を確認してみてください。
(アフィリエイトURLを一覧にしてここに添付)
また、プログラミングは一朝一夕で習得できるものではなく、時間と努力が求められます。そのため、「本業や自分の事業に集中したい」「ホームページ制作だけをプロに任せたい」という方には、制作会社に依頼する選択肢もあります。特に、集客効果やブランディングを重視する方には、弊社「n-win」が最適です。
「n-win」では、事業主の意図をしっかりヒアリングし、成果につながるサイト制作をお手伝いします。ホームページ制作をプロに任せたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
ホームページ・ブログ制作で、こんなお困りごとを解決します! 自分ではなかなかうまく作れない(時間もない) 格安価格でWEBサイトを作りたい 後々自分で管理ができるようにしたい・管理を任せたい こんな思いを持たれている方は[…]